2009-04-02 第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
また、漁獲、養殖、特定養殖の三共済平均で加入率は五二%という水準で、赤字も抱えています。加入をためらっている方の中には、掛金の高さに加えて、補償水準が低いという声も聞こえてきます。共済の分母になる漁業就業者が減り、さらに共済加入者がふえない現状で、将来的に保険が成立しなくなるということも危惧いたします。
また、漁獲、養殖、特定養殖の三共済平均で加入率は五二%という水準で、赤字も抱えています。加入をためらっている方の中には、掛金の高さに加えて、補償水準が低いという声も聞こえてきます。共済の分母になる漁業就業者が減り、さらに共済加入者がふえない現状で、将来的に保険が成立しなくなるということも危惧いたします。
しかしながら、この加入の現状を見ますと、平成十一年度推定加入率は、漁獲共済で四三・三%、養殖共済で三一・二%、特定養殖共済で六八・五%、漁具共済で四・七%、これは極端に低いですが、漁具共済を除くこの三共済平均では四二・八%となっておりまして、総じて上昇傾向にあるとはいえ、まだ極めて低い状況にあるかと思います。